・カビの繁殖
・水タンクの汚れ等
更に、加湿器は水を使う家電である為、内部に水垢やミネラルが蓄積し易く、これが加湿能力の低下や故障の原因になる事が有ります。
この記事では、以下の内容について詳しく解説して行きます。
・壊れやすい原因
加湿器は中古だと注意する点は?
まず、加湿器を中古で購入する際には、いくつかの重要な注意点があります。
衛生状態の確認
水タンクやフィルターがカビや汚れが付着していると、使用時に不衛生な空気が室内に拡散される恐れが有ります。
特に、フィルターは定期的な交換が前提となっている部品であり、交換可能かどうかも事前に確認しておきましょう。
商品説明の明確さ
また、以下の様な曖昧な説明がある商品には注意が必要です。
・通電確認済み
これらの表現は、動作保証がないことを意味する事が有り、実際に使用出来るどうかが不確かです。
特にメルカリやヤフオクなどの個人売買では、出品者に以下のポイント等を詳しく尋ねる事が推奨されます。
・最後に使用した時期
・手入れ状況
使用頻度の確認
中古品は新品より価格が安く魅力的に感じられますが、保証が無い為、故障時に修理や交換が困難なケースも有ります。
購入前には商品の状態や価格を比較検討し、長期的に見て本当にお得かどうかを判断する事が大切です。
加湿器が壊れる原因は?
そして、加湿器が故障する原因には、いくつかの代表的なパターンがあります。
水垢やカルキの蓄積
まず、最も多いのが内部に水垢やカルキが蓄積する事によるトラブルです。
特に超音波式加湿器ではこの問題が頻発し、超音波発生部の目詰まりを起こして正常に動作しなくなるケースが有ります。
不適切な水の使用
水道水に含まれるミネラル分も、加湿器内部の部品に蓄積し、故障や白い粉の発生の原因になります。
これを防ぐ為には、蒸留水を使用する事が推奨されます。
インペラー式の機種でも、同様の現象が起こる為注意が必要です。
フィルターの劣化
フィルターの汚れや劣化も、加湿性能の低下や本体の不調に直結します。
定期的な交換が推奨されており、放置するとカビや雑菌の温床となる事も有ります。
電源や基盤の故障
また、電源コードの破損や内部基盤への水の侵入により、ショートを引き起こす危険性もあります。
使用環境の影響
加湿器は通常30~35℃の室温での使用を想定していますが、高温環境では電子部品の劣化が進行し易くなります。
使用後は水タンクや本体内部を丁寧に洗浄し、しっかり乾燥させてから保管する事が、故障を防ぐうえで重要です。
加湿器の寿命にカビは関係ある?
まず、加湿器は常に水を使用する家電である為、内部が湿気にさらされ易く、適切な管理を怠るとカビが発生し易くなります。
特に水をタンク内に長時間放置すると、カビや雑菌が繁殖し、それが加湿器の性能低下や寿命の短縮に繋がる事が有るのです。
参照:ヤマダ家電情報サイト
健康への影響
加湿器の内部でカビが繁殖すると、その胞子が蒸気と一緒に空気中へ放出される可能性があり、これにより室内の空気が汚染されてしまいます。
特に以下の人にとっては健康リスクが高くなります。
・高齢者
・アレルギー体質の方等抵抗力の弱い人
加湿器の性能低下
また、カビや汚れがフィルターに蓄積すると、以下の様な事が起こります。
・加湿器の加湿能力が著しく低下する
この状態が続くとモーター等の部品に負荷が掛かり、最終的には故障や寿命の短縮を招く要因になります。
メンテナンスの重要性
加湿器を良好な状態で長く使い続けるには、以下の事が重要です。
・タンクやフィルターを定期的に清掃する
こうしたメンテナンスを継続する事で、カビの発生を防ぎ、加湿器の寿命を延ばす事が出来ます。
加湿器の掃除がめんどくさい時は?
そして、加湿器の掃除は手間がかかる印象が有りますが、放置するとカビや水垢が蓄積し、故障や健康被害の原因になる為、効率的な方法で対応する事が大切です。
掃除がめんどくさいと感じる時は、事前に必要な道具を揃えておく事で作業がスムーズになります。
・スポンジ
・歯ブラシ
・バケツ
・スプレーボトル
掃除の基本手順
1.タンク内の水を全て捨てる
2.水1リットルに対してクエン酸なら大さじ1、重曹なら大さじ2~3を加えてよく混ぜる
3.この洗浄液にタンクや取り外せるパーツを浸け、30分から1時間放置
4.浸け置き後は、スポンジや歯ブラシで細部までしっかり擦り洗いを行う
5.流水で丁寧にすすいで成分が残らない様にする
6.すすいだパーツは完全に乾燥させてから元通りに組み立てる
掃除の頻度としては週に1回を目安にし、使用後の水は必ず交換する事が加湿器を清潔に保つポイントです。
最低でも2~3日に一度は水を入れ替えましょう。
スプレーボトルや専用ブラシを使う事で、日常のメンテナンスがぐっと楽になります。
まとめ
中古の加湿器を選ぶ際には、新品と違って見えないリスクが潜んでいる事を忘れてはいけません。
特に気を付けたいのは、内部の衛生状態や説明不足な出品内容、そして使用履歴の不透明さです。
こうした点をしっかりと確認せずに購入してしまうと、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
更に、加湿器が故障する原因には、以下の様な多くの要素が関係しています。
・カルキの蓄積
・フィルターや基盤の劣化
・電源トラブル
特に中古品の場合、前の所有者の使用状況やメンテナンス具合が影響を与える為、注意が必要です。
価格だけに目を奪われず、商品状態や保証の有無を十分に比較検討する事が、失敗しない中古加湿器選びに繋がります。
「加湿器の中古で注意するポイント」を意識して、慎重な判断を心掛けましょう。
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