アウトドアやピクニックで活躍するレジャーシートですが、使った後に湿ったまま放置するとカビが発生し易くなります。
特に車内や湿気の多い場所での保管、風通しの悪い環境では、わずかな汚れや水分がカビの原因となるのです。
また、日常的なお手入れとして行える掃除方法についてもご紹介します。
以下の様な、使用後すぐに取り入れられるお手入れ習慣を知っておく事で、カビの予防にも繋がるのです。
・お風呂での洗浄
・掃除機による砂やホコリの除去
レジャーシートのカビ取り方法は?
レジャーシートのカビ取りには、汚れの程度や素材に応じた方法を選ぶ事が大切です。
洗剤を使用する方法
1.ハイターを水で薄める
2.カビの生えている部分にスプレーを行う
3.約5分放置したら、流水でしっかり洗い流す
酸素系漂白剤を使う方法
1.雑巾を漂白剤液に浸す
2.カビ部分を軽く叩く様に塗布す
3.10分程置いてから丁寧に濯ぐ
中性洗剤を使う方法
1.カビがある部分をスポンジやブラシで洗う
2.十分に濯いでから乾燥させる
アルコールを使用する方法
1.消毒用エタノールをスプレーする
2.15分程置いた後に洗剤で洗い流す
ただし、生地によってはアルコールで表面が傷む事が有る為、必ず目立たない箇所でテストしてから行うと安心です。
いずれの方法でも、作業後はしっかり乾燥させる事がカビ再発防止に繋がります。
参照:My Kao
レジャーシートを掃除する方法は?
他にも、レジャーシートを掃除する方法はいくつか存在しています。
水洗い
特に汚れがひどい場合には、以下の様な方法で水洗いを行いましょう。
1.外のフェンスや物干し竿に掛ける
2.ホースやじょうろでたっぷり水をかけて丸洗いする
お風呂での洗浄
大きな浴槽にシートを入れ、お風呂の残り湯を利用するとエコで便利です。
洗剤を使って軽く洗った後は、しっかりと濯ぎましょう。
手洗いまたは洗濯機での洗浄
1.洗える素材のシートを洗濯ネットに入れる
2.中性洗剤で優しく洗う
素材によっては手洗いが安心です。
乾燥させる
水分が残ったまま収納するとカビの原因になります。
洗浄後は必ず風通しの良い場所で完全に乾かし、日陰干しや天日干しを使い分けると効果的です。
レジャーシートでカビの原因は?
基本的に、レジャーシートでカビが発生する主な原因は、湿気と通気性の悪さです。
高温多湿の環境
以下の様な高温多湿の状態だと、カビの繁殖条件が整います。
1.使用後に濡れたまま畳んで長時間放置する
2.その結果、内部に湿気が篭ってカビが繁殖する
特に、車の中や湿気の多い室内に長期間置くと、温度と湿度が上昇し易く、カビの成長を促進します。
保管場所
また、風通しの悪い場所で保管すると以下の様な事が起こってしまいます。
・カビが更に繁殖し易くなってしまう
室内でフローリングに敷きっぱなしにしている場合も注意が必要です。
フローリングの隙間から湿気が上がり、シート裏面に水分が溜まる事が有ります。
定期的な乾燥の重要性
これを防ぐ為には、以下の様な事を行うのが重要です。
・直射日光の下や風通しの良い場所で干す
更に、長期保管の際は湿気取り剤や乾燥剤を一緒に収納ケースに入れる事で、カビの発生を予防出来ます。
レジャーシートの汚れの落とし方は?
他に、レジャーシートの汚れを落とす方法として、以下の様な手段も存在しています。
掃除機を使う
まず表面に付着した土や砂を取り除く事から始めます。
特に起毛素材のレジャーシートは、繊維の間に細かい汚れが入り込み易い為、掃除機を使って丁寧に吸い取るのが効果的です。
食器用中性洗剤を使用
食べ物のシミや油汚れがある場合は、中性洗剤を使って以下の様に汚れを落としましょう。
1.スポンジに洗剤を付ける
2.汚れ部分を優しく擦る
この時強く擦ると素材を傷める可能性がある為、力加減に注意しましょう。
洗剤で洗った後は、シャワーや流水を使って泡や汚れをしっかり洗い流します。
最後に、水分が残らない様風通しの良い場所で完全に乾燥させる事が大切です。
まとめ
今回紹介した方法を試す事で、レジャーシートのカビを効果的に取り除く事が出来ます。
ブラシや中性洗剤、酸素系漂白剤等を使った手順を守れば、素材を傷めずに汚れや臭いを落とせます。
また、以下のポイントに注意する事によって、カビの再発も防ぎ易くなります。
・使用後の早めの掃除
・保管場所の工夫
屋外で使う機会が多いレジャーシートは、湿気や汚れが溜まり易い為、定期的なメンテナンスが重要です。
今回紹介した方法を活用して、レジャーシートを清潔に保ち、いつでも快適にアウトドアや行楽を楽しみましょう。
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