表面についた雪や水分を、軽く落としてからタオルで拭くと乾燥が早まります。
また、インナーや中敷きを取り外して別々に乾かすと、内部の湿気を効率よく逃がす事が出来るでしょう。
スノーブーツは雪や雨にさらされ易く、濡れたまま放置すると以下の様な状態を招く恐れが有ります。
・臭い
・素材の劣化
その為、正しい乾かし方を知っておく事が大切です。
一方で、「スノーブーツを乾燥機に入れても大丈夫か」と疑問に思うかもしれません。
家庭用の乾燥機は高温になる為、素材が劣化したりソールが剥がれたりするリスクがあります。
その為、乾燥機の使用は基本的に避けるのが安心です。
ただし、温度管理が出来るブーツ専用の乾燥機であれば、素材を傷めずに安全に乾かす事が出来ます。
スノーブーツの乾かし方とは?
まず、スノーブーツは雪や水に触れる機会が多い為、以下の様な乾かし方を行うのが長持ちの秘訣です。
自然乾燥
基本は以下の様にスノーブーツを完走させるのが最も安全です。
・直射日光を避けて自然乾燥させる
また、ブーツの中に湿気が篭らない様、インナーやインソールを外しておくと効果的です。
タオルで拭く
使用後は、表面についた雪や水分を軽く叩いて落とし、乾いたタオルで拭き取ると乾燥時間を短縮出来ます。
参照:岡畑興産の「くつナビ」
注意点
乾燥機やヒーターの熱風を直接当てるのは避けた方が良いでしょう。
特に革製のブーツは急激な乾燥によってひび割れや変形を起こす可能性がある為、注意が必要です。
新聞紙を丸めて中に詰めると吸湿性が高まり、自然乾燥を助けます。
素材の特性を守りながらゆっくり乾かす事が、快適さと耐久性を保つポイントです。
スノーブーツは乾燥機で乾かしていい?
そして、スノーブーツは雪や水で濡れる事が多い為、乾燥方法に注意が必要です。
素材による影響
一般的な家庭用の乾燥機は高温で動作する為、ゴムや合成素材が使われているブーツでは、以下の様な状態に繋がる可能性が有ります。
・劣化
・ひび割れ
・ソール部分の剥がれ
型崩れのリスク
また、インナーやソールが一体化しているタイプでは、熱によって型崩れが起こり易いので推奨されません。
ブーツ専用乾燥機の使用
一方で、ブーツ専用の乾燥機は温度管理がされており、素材を傷めにくく安全に乾燥させる事が出来ます。
自然乾燥
専用機がない場合は、風通しの良い場所に置いて自然乾燥させる方法が効果的です。
使用後に表面の雪や水分を落とし、タオルで軽く拭き取る事で乾燥を早められます。
乾燥機を無理に使わず、素材に合わせた方法で丁寧にケアする事が大切です。
スノーブーツが乾かない時は?
そして、スノーブーツが中々乾かない時には、いくつかの工夫で効率的に水分を取り除く事が出来ます。
新聞紙を使う
ブーツの中に丸めた新聞紙を詰めると、水分をよく吸収してくれる為効果的です。
詰めた新聞紙が湿ってきたら、新しい物に取り替える事で、より早く乾燥を進められます。
ブーツドライヤーの使用
また、ブーツドライヤーを使用するのも有効です。
温度が調整されている為、素材を傷める事無く乾燥させる事が可能で、特に雪の多い地域や頻繁に濡れる環境で使用する場合には非常に便利でしょう。
冷風ドライヤーの利用
更に、家庭用のヘアドライヤーを代用する場合は、以下の様に行う事で熱による変形やダメージを防ぐ事が出来ます。
・ブーツから30cm以上離して風を当てる
スノーブーツの中の乾かし方は?
そして、スノーブーツは外側だけで無く内部の乾燥が大切です。
インナーと中敷きを取り外す
特に湿気がこもり易い中は、放置するとカビや臭いの原因になる為、正しい方法でケアしましょう。
・それぞれ別々に乾かす
これにより内部の湿気が逃げ易くなり、効率的に乾燥させる事が出来ます。
新聞紙を詰める
更に、ブーツの中に新聞紙を詰めると水分をしっかり吸収してくれます。
新聞紙が濡れてきたら新しい物に交換する事で、乾燥を早める事が可能です。
乾燥剤の利用
湿気が多い環境では、シリカゲル等の乾燥剤をブーツ内に入れるとより効果的です。
自然乾燥と併用する事で、内部の蒸れや湿気を抑え、快適に使用出来る状態を保てます。
まとめ
スノーブーツは濡れたまま放置すると、型崩れや臭いの原因になり、次に履く時の快適さも損なわれてしまうでしょう。
しかし、今回紹介した方法で、スノーブーツを乾燥させる事が出来ます。
・風通しの良い場所での自然乾燥
・専用の乾燥剤
・ブーツドライヤーの活用
更に、それぞれの方法を状況に応じて組み合わせる事で、より効率的に内側までしっかりと乾かせます。
乾燥機の使用は素材を傷めるリスクがある為避け、スノーブーツに合った方法を選ぶ事が大切です。
今回紹介した方法を組み合わせて、スノーブーツをしっかりと乾かし、次回の使用に備えましょう。
コメント