浮き輪の空気栓を自分で修理や交換ができれば、急な買い替えを避けられます。
この記事では、浮き輪の空気栓を修理する際に必要な道具や手順について以下のように解説します。
・塩化ビニール用の接着剤や補修テープの選び方
・空気漏れの確認方法
・交換用の空気栓をどこで購入できるのか
・どんな種類があるのか
浮き輪の空気栓の修理する道具は?
自分で浮き輪の空気栓を修理する際には、以下の道具と材料が必要になります。
道具 | ポイント |
接着剤 | ・塩化ビニール製の浮き輪に適してるもの ・耐水性があり、透明タイプもの |
補修テープ | ・水や湿気に強いもの |
洗剤 | ・薄めた食器用洗剤やハンドソープを使用 ・浮き輪に塗って泡が出る場所を確認 |
ハサミ | ・補修テープを適切な大きさにカット |
布 | ・しっかりと圧着させるために使用 |
浮き輪の空気栓を修理する手順
そして、浮き輪の空気栓を修理する手順としては、以下のような流れです。
漏れの確認
浮き輪の空気漏れを修理するには、まず漏れの箇所を特定することが重要で、以下のような流れとなります。
1.浮き輪を少し膨らまる
2.全体に薄めた洗剤を塗る
3.泡が出てくる場所が漏れている部分です
穴の修理
小さな穴であれば、塩化ビニール用の接着剤を使って穴を塞ぎます。
穴に直接接着剤を塗り、しっかり乾燥させます。
大きな穴の場合は、同じ素材の塩化ビニールを穴より少し大きくカットし、接着剤でしっかり貼り付けます。
リペアキットを使うと、パッチと接着剤がセットになっていて便利です。
テープの使用
浮き輪の空気栓の修理には、接着剤の代わりに補修用のテープを使用する方法もあります。
穴の上にテープを貼り、布などでしっかり押さえつけると密着性が高まります。
乾燥
空気栓の修理が完了したら、浮き輪を数時間から一晩しっかり乾燥させましょう。
完全に乾いたことを確認したうえで、空気を再度入れて漏れがないかを最終確認します。
泡が出なければ、浮き輪の空気栓の修理は成功です。
浮き輪の空気栓を交換するなら?
浮き輪の空気栓が壊れた場合、交換用の空気栓を使って自分で修理する事が出来ます。
購入先としては、オンラインショップと実店舗の両方が選択肢です。
浮き輪の空気栓の販売店
オンラインショップ | |
Amazon | ・Yardenfunの空気栓 ・他のインフレータブル製品用ノズル |
楽天市場 | ・空気栓の多様な商品 |
Yahoo!ショッピング | ・浮き輪用の空気栓パーツ |
実店舗 | |
ホームセンター | ・夏季に浮き輪やインフレータブル製品用の空気栓が取り扱われる |
スポーツ用品店 | ・水遊び用品コーナーに専用パーツが並ぶことがある |
交換用空気栓の種類
種類 | ポイント |
標準的な空気栓 | ・一般的な浮き輪に広く対応しており、扱いやすい構造 |
二重構造の空気栓 | ・補助弁付きで、空気漏れを防ぎやすい設計 |
特別なノズル付きの空気栓 | ・電動ポンプや手動ポンプと連携できるため、作業の効率が上がる |
補修用パーツ | ・空気栓本体と一緒に必要な部品が揃ったリペアキットも販売されてる |
浮き輪の空気栓が入らない理由と対処法は?
そして、浮き輪の空気栓がうまく入らない原因は、以下の理由が考えられます。
逆流防止弁の影響
まず、多くの浮き輪には逆流防止弁が備わっており、これが空気栓の挿入を妨げる場合があります。
弁がうまく開かないと空気が通らず、空気栓が正常に機能しません。
なので、まず逆流防止弁が開いているか確認しましょう。
弁を軽く押して、空気が通るかどうかを試します。
空気栓のサイズや形状
また、空気栓のサイズや形状がバルブと合っていない場合も、スムーズに差し込めません。
特に異なるメーカー製品では互換性に注意が必要です。
なので、空気栓の形状やサイズが適切かを確認し、必要であれば交換を検討します。
バルブの詰まり
さらに、バルブ内部の詰まりも原因の一つです。
ゴミや異物が入り込んでいると、空気の通り道が塞がれ、空気が入らなくなることがあります。
その為、バルブ内部の清掃も効果的で、異物がないかチェックしたうえで再度挿入してみてください。
空気栓の劣化
長期間使用した浮き輪では、ゴム部分が硬化・劣化していることがあり、弁がうまく機能しないことがあります。
劣化が見られる場合は、新しい空気栓の購入が最も確実な解決策となるでしょう。
浮き輪の空気栓が外れる原因と対処法は?
使用中に、浮き輪の空気栓が外れる原因はいくつかあります。
空気栓の劣化
特にゴム部分が古くなって硬化すると、しっかりと固定されなくなり、簡単に外れてしまいます
他にも、紫外線や急激な温度変化によって劣化が進行することが多いです。
なので、適切なサイズの交換用空気栓を購入し、劣化した空気栓を取り替えましょう。
空気栓の取り付け不良
栓をきちんと差し込んでいない場合、内部の空気圧によって押し出され、使用中に外れてしまうことがあります。
特に、差し込みが浅い、またはロック機構が正しくかかっていない場合は要注意です。
なので、空気栓を取り付ける際は、しっかりと押し込むことを確認します。
そして、栓が完全に差し込まれているか、またはロック機構がある場合はそれを確認してください。
逆流防止弁の不具合
弁が詰まっていたり、劣化していると空気がうまく保持されず、空気栓が不安定になる場合があります。
なので、清掃を行い、正常に機能するようにしましょう。
気温による圧力の変化
炎天下で膨らませた浮き輪が冷却されると内部圧力が下がり、栓が外れやすくなることがあります。
なので、使用後は直射日光を避けるか、冷暗所に保管するようにしましょう。
まとめ
浮き輪の空気栓は自分で修理することが可能です。
破損の程度に応じてテープや接着剤を使い分けることで、再利用ができる場合もあります。
また、空気栓自体を交換する方法もあり、市販されているパーツを使って簡単に取り付ける事が出来ます。
空気栓はホームセンターやスポーツ用品店、オンラインショップなどで手に入れることができるため、入手も難しくありません。
ただし、修理後は使用前に空気漏れがないかをしっかり確認することが大切です。
特に水辺で使用するものなので、安全性には十分に注意し、定期的な点検を心がけましょう。
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