蚊取り線香で火事にならないの?灰はどう?

蚊取り線香で火事にならないの?灰はどう? 夏(6~8月)アイテム

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蚊取り線香で火事にならないの?
正しい使い方をしなければ火災の原因となる可能性があります。

 

特に注意すべきなのが、燃焼後に落ちる灰の存在です。

この灰は一見無害に見えても、約300℃という高温を保っている事が有り、紙類や布などの可燃物に触れると発火する恐れがあります。

 

この記事では、以下の内容についてより掘り下げて解説します。

・蚊取り線香を安全に使う為のポイント
・火災予防の具体策について

 

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蚊取り線香って火事にならないの?

実は蚊取り線香は、一見安全そうに思えるかもしれませんが「微小火源」と呼ばれる無炎燃焼の仕組みを持っています。

その為、正しい取り扱いをしなければ火災の原因となる事が有るのです。

 

火が見えない状態でも熱を発し続ける為、特に周囲に紙類や布類等の可燃物があ有ると、火が燃え移る危険性が考えられるのです。

 

参照:宇都宮市 蚊取り線香の使用に注意

 

安全な使用方法

安全に使用する為には、以下のポイントに注意しましょう。

1.まず平らで安定した場所に蚊取り線香を置く

2.倒れたり転がったりしない様にする事が重要

 

また、ペットや小さなお子様の手が届かない場所に設置する事で、事故を未然に防ぐ事が出来ます。

 

さらに、専用のケースやホルダーを使えば、以下の利点も期待出来るでしょう。

・灰が周囲に落ちるのを防ぐ
・火種が飛び散るリスクも軽減される

 

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注意点

使用中は絶対に部屋を無人にしない様に注意し、万が一に備えて周囲に燃え易い物が無いか、使用前に必ず確認しましょう。

蚊取り線香の灰も高温になる為、完全に冷えてから処分する様にして下さい。

 

蚊取り線香の灰は火事の原因になる?

他にも、蚊取り線香の使用において見落とされがちなのが、燃え終わった後に残る「」の危険性です。

 

灰の温度と火災のリスク

この灰は見た目には無害に見えるかもしれませんが、実際には約300℃もの高温を保っている事があり、火災の引き金になる可能性が有ります。

例えば、落ちた灰が紙や布等の可燃物に接触した場合、そこから火が付くケースも報告されているのです。

 

蚊取り線香の設置

また、蚊取り線香自体の燃焼部分は700~800℃にも達する高温です。

以下の様な設置によって、思わぬ事故に繋がる危険があります。

 

・設置場所が不安定
・灰の落下先に燃え易い物がある

 

安全対策

蚊取り線香を安全に使う為には、以下のポイントを注意しましょう。

1.蚊取り線香を平らで安定した場所に置く

2.絶対に倒れない様にする

 

灰の処理

そして、使用後の灰は完全に冷めてから処理する事が重要です。

灰が残った状態のままゴミ箱等に捨てると、火種が残っている可能性があり、非常に危険です。

 

使用する際は必ず周囲に燃え易い物が無いかを確認し、細心の注意を払って取り扱う様にしましょう。

 

 

蚊取り線香は玄関の外だと迷惑になってしまう?

 

蚊取り線香はそのままにして寝るのは?

蚊取り線香 火事にならない

そして、蚊取り線香を点けたまま寝る事には、大きなリスクが伴います。

 

健康への影響

まず、健康への影響として、蚊取り線香の煙には微量ながら重金属や虫に対して有効な成分が含まれています。

これらが長時間体内に取り込まれる事で、以下の症状を引き起こす可能性が有ります。

 

・喘息
・アレルギーの悪化
・頭痛
・めまい等

 

更に、密閉された空間で使用すると一酸化炭素中毒のリスクも否定出来ません。

 

火災のリスク

また、火災の危険性も見逃せません。

蚊取り線香は無炎で燃える「微小火源」ですが、約700~800℃の高温になります。

その為、以下の理由で火災に発展する恐れが有ります。

 

・寝ている間に倒れる
・灰が可燃物に触れたりする

 

特に無人の空間や就寝中は、異変にすぐ気付けないため危険性が高まります。

 

安全な使用方法

蚊取り線香を安全に使用するには、以下のポイントに注意しましょう。

・使用する部屋を十分に換気し、煙が篭らない様にする事

・就寝前には必ず蚊取り線香を消火する様にする事

 

どうしても夜間に虫対策をしたい場合は、電池式の蚊取り器や蚊帳等、火を使わない手段を検討する事が勧められます。

 

蚊取り線香を一晩中つけっぱなしにするのは?

他にも、蚊取り線香を一晩中つけっぱなしにするのは、安全性と健康の観点から注意が必要です。

 

火災への影響

まず、蚊取り線香は火を使用して煙を出す為、就寝中に倒れたり、灰が可燃物に触れたりすると火災に繋がるリスクがあります。

無人の状態が続く事で、異常に気付きにくくなる点も危険です。

 

健康への影響

さらに、煙には微量ながら虫に影響する成分や重金属が含まれており、長時間吸引する事で、以下の様な健康への影響も懸念されます。

・頭痛
・めまい
・喘息の悪化等

 

特に、子どもや高齢者、呼吸器に不安がある方がいる家庭では使用を控える、もしくは短時間の利用に留めるべきです。

 

効果の限界

また、蚊取り線香はあくまで蚊を「寄せつけにくくする」忌避剤であり、蚊を完全に駆除する物ではありません。

窓の開閉や室内の空気の流れによって効果が薄れる事もある為、蚊帳や電池式の虫除け器具等、他の対策との併用が推奨されます。

 

使用する際は、設置場所や周囲の環境をよく確認し、安全に十分配慮する必要が有ります。

 

まとめ

蚊取り線香は、正しく使用すれば効果的な虫除けとなりますが、取扱いを誤ると火災の原因にもなりかねません。

特に灰の処理や設置場所、周囲の可燃物への配慮を怠ると、思わぬ事故を招く可能性があります。

 

今回ご紹介した様に、以下の基本的な対策を徹底する事で「蚊取り線香で火事にならない」環境を作る事が可能です。

 

・専用の受け皿を使用する
・安定した場所に設置する
・就寝時や外出時は必ず火を消す事等

 

安全を第一に考え、安心して夏を過ごしましょう。

 

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