更に、底部分を折り上げて糊付けする事で、袋の形がしっかり完成します。
上部のフタに関しては、用途によって糊付けする場合としない場合があるのです。
例えば心付け用では封をしないのが一般的ですが、中身が出てしまう心配がある時には軽く糊やシールで留めても問題ありません。
また、封をする際におすすめなのがシールです。
フォーマルな場面では金封シールが適しており、子供向けにはキャラクターシールを使うと喜ばれるでしょう。
そして、この記事では「ポチ袋に糊付けをする」等の情報を、より掘り下げてご紹介します。
ポチ袋を糊付けする方法は?
まず、ポチ袋を手作りする際は、各部分を丁寧に糊付けする事で、綺麗に仕上げる事が出来ます。
左右の側面
1.左右の側面については、紙の端を内側に折ります
2.折り返した部分に糊をつけて貼り合わせましょう
3.糊幅は1cm以下に抑えると良く、余分な糊がはみ出さず見た目も美しく仕上がります
底部分
1.底部分を折り上げて糊付けすると、袋の形が完成です
2.底の部分はしっかりと接着する事で、中に入れたお金が落ちにくくなります
フタ部分
基本的に、フタ部分に関しては以下の様な場合があります。
・あえて糊を使わずシールを貼って仕上げる
シールを使うと開封が簡単になり、見た目のアクセントにもなります。
その為、季節柄やキャラクターのワンポイントシールを取り入れるのもおすすめです。
ポチ袋は封のシールで最適なのは?
そして、ポチ袋をきれいに封をする際には、用途や贈る相手に合わせたシール選びが重要です。
金封シール
シンプルで上品なデザインが多く、お祝い事やお礼の際に使うポチ袋にぴったりです。
フォーマルな場面でも違和感がなく、落ち着いた印象を与える事が出来ます。
キャラクターシール
子ども向けのポチ袋に最適で、アニメや人気キャラクターのデザインを取り入れる事で、受け取る側に楽しい印象を与えられます。
デコレーションシール
また、星やハートなどをあしらったデコレーションシールは、以下の場合におすすめです。
・友人へのお礼
その為、ポチ袋がより個性的になります。
シール付きポチ袋
更に、最近では最初からシールが付属しているポチ袋も多く販売されています。
それにより、別途シールを用意する手間が省ける為、以下の場合に便利です。
・簡単に仕上げたい場合
心付けのポチ袋に封をしていい?
ポチ袋の封については、用途によってマナーが異なります。
特に心付けを入れるポチ袋の場合、基本的には封をしないのが一般的とされているのです。
封をしない場合
これは、渡した相手がすぐに中身を確認したり、取り出したり出来る様にする為です。
封をしてしまうと受け取った側が手間をかけて開ける事になり、かえって不便に感じられる事もあります。
封をする場合
ただし、以下の場合ポチ袋の口が開いて中身が出てしまう事を防ぐ為に、シールやテープで軽く留める事も許容されています。
・特に小さなお子さんに渡す際
使用する際は、強力に貼り付けるのではなく、軽くが出来る程度にしておくと良いでしょう。
このように、状況や渡す相手を考慮して使い分ける事が大切です。
お年玉のポチ袋をきれいに糊付けするには?
更に、お年玉のポチ袋を手作りする際は、仕上がりの美しさを意識した糊付けがポイントになります。
スティック糊
まず、スティックタイプは以下の様な特徴が有る為、ポチ袋のような小さなアイテムに適しています。
・はみ出しにくい
テープ式の糊
乾くのを待つ必要がないので作業をスムーズに進められます。
糊付けの手順
そして、糊付けの前には、紙の折り目をしっかりつける事が重要です。
これにより、ずれを防ぎ、綺麗な形を保つ事が出来ます。
糊を塗る際のポイント
重なり合う部分に細く均等に塗る事を心掛けると、見た目も清潔感が出ます。
更に、袋の底や蓋になる部分をカットする場合は、以下の様に行うと完成度が高まるのです。
1.定規を使って左右対称に線を引く
2.均等に仕上げる
乾燥時間を確保する
最後に糊付け後は、十分な乾燥時間を確保する事が大切です。
乾く前に触れるとずれてしまう為、しっかりと固定されるまで待ちましょう。
まとめ
ポチ袋の糊付けは、ちょっとした工夫で仕上がりの印象が大きく変わります。
特に左右の側面や底部分をしっかりと糊付けする事で、封が自然に開いてしまう心配を防げます。
更に、必要に応じてフタ部分まで丁寧に糊を付ければ、より安心して渡せる仕上がりになります。
加えて、シールを活用するのもおすすめです。
シーンに合ったデザインや相手の好みに合わせたシールを選べば、実用性だけでなく気持ちが伝わる特別感も演出できます。
糊付けとシールを組み合わせる事で、見た目の美しさと安心感を両立出来、相手に「丁寧に用意された贈り物」という好印象を与える事が出来るでしょう。
ポチ袋の糊付けはシンプルながらも大切な工程なので、ぜひ丁寧に仕上げてみて下さい。
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