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062946

ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる!秋が近いって本当?

 8月も残りわずかになってきますと、
 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる時期になります。

 

 

 ツクツクボーシと聞こえる独特の鳴き声は
 秋の訪れを知らせてくれる声として有名です。

 

 ところで何故、ツクツクボウシの鳴き声
 秋が近づく8月下旬頃に聞こえるのでしょうか?

 

 普通セミといえば暑い時期に鳴くものですね。

 

 なので何故ツクツクボウシの鳴き声
 秋の近くに聞こえてくるかについてまとめました。

 

 

 ツクツクボウシは何故秋近くに鳴き声が聞こえるか?

 ツクツクボウシは秋の訪れを知らせてくれる
 と言われていますが、

 

 実際に活動を開始するのは鳴き声を良く聞く
 8月下旬からというわけでなく、

 

 早ければ7月の下旬~8月の上旬には
 ツクツクボウシの鳴き声を聞くことができます。

 

 実はツクツクボウシは早い時期から
 活動を開始しているのですが、

 

 7月下旬~8月上旬の時期は数が少なく
 アブラゼミやクマゼミといったライバルが多いので、
 鳴き声を聞く事が滅多にないのです。

 

 ですが!8月の下旬くらいになりますと
 ツクツクボウシは爆発的に数を増やします。

 

 そしてその時期にはライバルも少なくなるので
 鳴き声がよく聞こえるようになるのです。

 

 ツクツクボウシの鳴き声が秋の近くに聞こえるのは
 ライバルが多い時期をなるべく避けた結果、
 この時期が丁度良いという結論になったのでしょう。

 

 

 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえたり、聞こえなかったり

 秋の訪れをしらせるツクツクボウシの鳴き声も
 近年では「早い時期から聞こえる!」、
 「秋近くになったのに聞こえない!

 等のバラバラな意見を聞くようになりました。

 

 なぜこのような事になってしまったのかというと
 以下のような理由が挙げられます。

 

 

 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえない原因

 まず、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえない!
 という原因は地球温暖化が原因です。

 

 近年、地球温暖化により8月下旬や
 9月上旬の時期でも暑くなっています。

 

 なので、暑い時期に活動するクマゼミが
 秋近くでも元気なものですから、

 

 ツクツクボウシの鳴き声も
 かき消されてしまっているのでしょう。

 

 ライバルがいない時期を選んだにもかかわらず
 その時期にライバルが現れてしまうとは・・・。

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 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる原因

 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる原因!
 という原因はライバルが少ないことが原因です。

 

 東北の盛岡や仙台だと
 8月頃からツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきます。

 

 ツクツクボウシやクマゼミは寒さに弱いので
 北日本の地域にはあまり住んでなかったのですが、

 

 近年アブラゼミが減少してる事により
 ツクツクボウシの活動範囲が広がっています。

 

 (ちなみにクマゼミはまだ東北までは
  分布を広げてはいません)

 

 つまり、逆にツクツクボウシの鳴き声が聞こえるのは
 その地域にライバルが少ないのが理由なのです。

 

 

 ツクツクボウシの鳴き声まとめ

 ツクツクボウシの鳴き声が
 秋の近くに聞こえる理由は以上です。

 

 ツクツクボウシは鳴き声を聞かせるために
 ライバルが少ないところを狙ってるとなると

 

 セミの中でも様々な事情が
 渦巻いているのが伺えます。

 

 私は今年はまだツクツクボウシの鳴き声を
 聞くことは出来ていませんが、

 

 聞くことが出来たのだとしたら
 それは本当に秋の訪れなのだと思います。

045965

ミヤマクワガタとノコギリクワガタの違いは?どっちが強いの?

 最近、ミヤマクワガタノコギリクワガタ
 住処を奪われて減少してるというニュースを聞きます。

ミヤマクワガタ

 

 私としては子供の頃にミヤマクワガタを
 飼ったことがありますので哀しい限りです。

 

 とはいってもノコギリクワガタも
 かっこいいから好きなんですけどね。

 

 ところでそんな今話題の
 ミヤマクワガタとノコギリクワガタは
 どう違うと思いますか?

 

 また、ミヤマクワガタとノコギリクワガタは
 どちらの方が強いのでしょうか?

 

 なので今回は
 ミヤマクワガタとノコギリクワガタについて
 まとめておきました。

 

 

 ミヤマクワガタとノコギリクワガタの違いとは?

 昆虫マニアにでもなれば
 ミヤマクワガタとノコギリクワガタの違い
 一発で見れば分かると思いますが、

 

 昆虫に詳しくない場合は
 どう違うのかイマイチピンとこないかと思います

 

 なので、ミヤマクワガタとノコギリクワガタを
 見比べてみましょう。

 

 

 ミヤマクワガタの外見

 

 

 これが今、話題になっているミヤマクワガタです。

 外見の特徴としてはやはり、
 頭の後ろの方にある耳のようなでっぱりです。

 

 この耳のようなでっぱりこそが
 ミヤマクワガタだと見分ける特徴なのです。

 

 ちなみにこのでっぱりは
 大顎を閉じる時に使う筋肉を
 頭部の中で広げるのに使われています。

 

 

 ノコギリクワガタの外見

 

 

 こちらがノコギリクワガタとなってます。

 ノコギリクワガタの一番の特徴は
 やはり牛の角のような大顎でしょう。

 

 日本のクワガタの中でも大顎が発達しているので
 かなり強そうな印象を与えます。

 

 ちなみに私は昔はクワガタの大顎を
 角だと思っていました。

 

 

 メスの見分け方

 ミヤマクワガタとノコギリクワガタは
 オスはともかくメスは区別つきにくいですが、

 以下のような外見の違いがあります。

 

 ・足の色がオレンジっぽいのがミヤマ(逆がノコギリ)

 ・腹部に毛が生えているのがミヤマ(生えてないのがノコギリ)

 

 という違いがあります。

 よく分からないときには足や腹部を見て
 ミヤマクワガタかノコギリクワガタか判断しましょう

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 ミヤマクワガタとノコギリクワガタで強いのはどっち?

 さて、ミヤマクワガタとノコギリクワガタでは
 いったいどちらの方が強いのか?といいますと、

 

 ある研究の結果によりますと
 ミヤマクワガタとノコギリクワガタで
 違う個体毎に244戦したところ、

 

 ミヤマクワガタ:99勝

 ノコギリクワガタ:145勝

 

 という結果となりました。

 

 正直ミヤマクワガタの方が
 体長は大きくて強そうですから
 この結果は意外といえます。

 

 なぜ、このような結果になったのか?
 といいますと・・・

 

 ミヤマクワガタは相手の背中側から
 はさんで投げ飛ばす技を持っていますが、

 

 ノコギリクワガタはそれだけでなく、
 相手の腹側からはさんで投げ飛ばす技も持ってます。

 

 なので技が多い分、
 ノコギリクワガタの方が有利になっているのです。

 

 

 ミヤマクワガタとノコギリクワガタまとめ

 ミヤマクワガタとノコギリクワガタについては以上です。

 

 ノコギリクワガタはミヤマクワガタより
 温かい所で生息をしていますから、

 

 温暖化の影響を受けて
 すみかを拡大していっただけでなく、

 

 単純にミヤマクワガタがノコギリクワガタに
 負けてしまっているという理由もあります。

 

 どちらも結構好きですので
 無事に共存をしてくれるとうれしいですが、
 そう簡単にいかないようです。

 

 ミヤマクワガタの明日は
 一体どうなってしまうのでしょうか!?

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ミヤマクワガタの採集について!どんな所にいる?どうやって採る?

 今、急速に数を減らしていることで
 話題になっている昆虫と言えば、

 ミヤマクワガタです。

ミヤマクワガタ

 

 ミヤマクワガタは私も小学生の頃
 飼っていた時期がありましたが、

 

 実際に姿を減らしているとなると
 寂しい気持ちになってきます。

 

 ですが、姿を減らしていると言うことは
 希少価値が上がっているという事ですので、

 

 ミヤマクワガタを採取することが出来たら
 自慢をできちゃうかもしれません。

 

 なのでミヤマクワガタの採集に行こう!
 と張り切っていることかと思いますが、

 

 ミヤマクワガタはどこに生息していて、
 どうやって採集すればいいか分からないかと思います。

 

 なのでミヤマクワガタの採集について
 まとめておきました。

 

 

 ミヤマクワガタの採集~どこに生息してるの?~

 ミヤマクワガタを採集しようにも
 一体どこに生息しているの?

 と疑問に思われていることだと思います。

 

 ミヤマクワガタは基本的には

標高が高い所(山など)

 で採集することが出来ます。

 

 更に詳しく突き詰めると

 

クヌギやコナラが多い雑木林

近くに川や水辺がある

 

 という場所もミヤマクワガタの生息ポイントとして
 チェックをしておきましょう。

 

 ちなみになぜミヤマクワガタ
 標高が高い所に生息しているかというと、

 

 単純にミヤマクワガタは
 涼しくて湿ってるところが好きなのです。

 

 なのでクワガタが活動する夏の時期は
 平地だと暑くて乾燥しているので、
 ミヤマクワガタはあまりいないのです。

 

 ただ、北海道や東北などの比較的涼しい場所だと
 平地でも生息している場合があります。

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 ミヤマクワガタの採集方法とは?

 ミヤマクワガタの生息地が分かったのはいいけど、
 それじゃあ採集はどうすればいいと思いますか?

 

 クワガタの採集ですと木に蜜を塗ったり、
 果物の仕掛けをすればいいと思いがちですが、

 

 ミヤマクワガタは実はこれらの採集方法では
 あまりよってこないのです。

 

 それじゃあ一体どうすればいいのか?というと
 以下の方法で採集するのがオススメです。

 

 

木を蹴って採集する

 ミヤマクワガタがいると思われる
 木を蹴って採集する方法です。

 

 ミヤマクワガタは昼間は
 木の葉の裏側などにいますので、

 

 木を思いっきり蹴って震動させると
 ボトボトと落ちてきます。

 

 ただし、2回目になりますと
 ミヤマクワガタも必死にしがみついて
 なかなか落ちなくなってきます。

 

 

光に集まったものを採集する

 夜のミヤマクワガタ採集方法で
 光に集まってきたものを採取する方法です。

 

 ミヤマクワガタがいそうな所に
 灯火を設置して採集するのもいいですが、

 

 標高が高い場所の近くにある
 街灯や自動販売機、コンビニの灯り
 といった所を探してみるのもオススメです。

 

 

 ミヤマクワガタの採集まとめ

 ミヤマクワガタを採集するための
 生息地及び採取方法は以上です。

 

 ノコギリクワガタに負けているのか
 近年姿を減らしているとのことで

 

 昔買っていた身としては
 とても哀しくなってきます。

 

 なのでミヤマクワガタをただ採集するだけでなく、
 しっかり育てて増やしていくのがいいですね。

 

 ミヤマクワガタの今後は正に
 人の手にゆだねられているのかも知れません。