盛夏の候はいつからいつまで使うの?8月にも使う?
盛夏の候と言う言葉は
いつからいつまで使うのが正しいの?
夏に突入して暑い時期になっても
就職活動はまだまだ続きますね。
こんな暑い時期でも
採用される為に活動をしないといけませんから、
企業の書類選考に通るためにも
書類を用意しないといけませんね。
そして
企業に送る書類に添付する添状には
暑い時期になるから
盛夏の候
と書こうとしていることでしょう。
ですがちょっと待って下さい!
盛夏の候という言葉って
いつからいつまで使えばいい言葉かご存知ですか?
時期として適切でない時に
盛夏の候
と添状に書いてしまえば、
書類選考で落ちる可能性があります。
なので、
盛夏の候という言葉を
いつからいつまで使えばいいのか?
というのを覚えておきましょう。
盛夏の候はいつから使う?
まず、
盛夏の候はいつから使う言葉なのか?
というと、
6月6日頃から使います。
なぜ6月6日頃から使うのか?
というと、
でも触れてますが、
盛夏という言葉が使われていた
旧暦つまり昔の暦だと、
夏は
立夏(5月5日頃)~立秋(8月7日頃)
と期間が決められていました。
更に
旧暦だと夏は
・初夏
・盛夏
・晩夏
の3つに分けられていました。
つまり盛夏は
3つある夏で真ん中の時期
ということなのです。
そして、
盛夏の前にある初夏は
5月5日頃~6月5日頃
となっています。
(詳しくはこちらの記事を参照)
なので、
盛夏の候は
初夏が終わった次の日の
6月6日頃から始まるのです。
6月から使えるとは
なんだか意外な感じがしますね。
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盛夏の候はいつまで使えばいい?
そして、
盛夏の候はいつまで使えばいいのか?
という事についてですが、
まず盛夏という時期は
7月6日頃まで
となっています。
何故かというと、
盛夏と言う時期は更に
芒種・夏至
という時期に分けられています。
そして、
夏至の次の時期である小暑(しょうしょ)が
7月7日
からスタートします。
(更に言えば小暑に突入した時期から
晩夏という時期に切り替わります。)
なので、
盛夏の時期は小暑の前日である
7月6日まで
とされています。
ですが、
実際のビジネス文書では
7月中でも「盛夏の候」と使います。
7月中というのは
とても暑い時期ですから、
夏で一番暑い時期であるという意味の盛夏を
季語として使っているのでしょう。
それではいつまで盛夏の候を使えばいいか?
というと、
秋が始まる時期という意味の
立秋(8月7日頃)
の前日である8月6日頃まで使うのがいいでしょう。
(立秋についてはこちらの記事を参照)
盛夏の候はいつからいつまでまとめ
盛夏の候はいつからいつまで使う言葉か?
というと、
盛夏自体は
6月6日頃~7月6日頃
までとなっています。
ですが、
添状に添付する文章の挨拶として書く場合、
8月6日頃
まで使う事が出来ます。
なので
この時期を目安に
盛夏の候と言う挨拶を使って下さい。