立春の候っていつからいつまで?なぜ春って付くの?
立春の候っていつからいつまで使う言葉なの?
2月も中盤に入り、親戚の方へ
残寒見舞いを送ろうとしてますね?
残寒見舞いの挨拶の定番といえば
立春の候ですね。
立春の候と言いますが、
春というのは名ばかりで
まだ寒い時期ですね。
でもちょっと待ってください。
立春の候はいつからいつまで
使う言葉なのかご存じでしょうか?
もしかしたら
残寒見舞いが親戚の方へ届いたときには
既に立春の時期を過ぎていた
何て事もあり得るかも知れません。
なので今回は
立春の候がいつからいつまでか?
をまとめてみました。
立春の候っていつからなの?
立春の候が一体いつから始まるのか?
といいますと、
立春の候は
2月4日頃から始まります。
「2月4日なんて春とはほど遠い寒い時期じゃない!」
と思うかも知れません。
立春というのは
昔使われていた言葉なのですが、
実は立春というのは
冬の寒さが頂点になる日なのです。
冬の寒さが最も高くなるからこそ、
逆に言えば
「もうこれ以上寒くならない」
という事になります。
これ以上寒くならないというのは
つまり、
そこからだんだん温かくなっていく
という事になります。
なので、
立春は寒さのピークの時期で、
立春を過ぎてからだんだん温かくなるから
春が近づいていくとされて、
春の始まりという意味の言葉の
立春
が使われるようになったのです。
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立春の候はいつからいつまで使うのか?
立春が2月4日頃から始まると言うことは、
逆に終わるのはいつ頃になるのか?
と思っていることでしょう。
立春が終わる時期は
2月18日頃になります。
なぜ、この時期に立春が終わるのか?
といいますと、
2月18日の次の日の2月19日頃からは
雨水(うすい)
という時期になるからです。
雨水という言葉は
空から降ってくるのが雪から雨に変わり、
雨によって雪が溶け始める時期
というのが由来になっています。
なので、立春の時期は
雨水(2月19日頃)の前日の
2月18日頃までとなっており、
立春の候と言う言葉は
2月4日~2月18日頃
までの期間に使う言葉になるのです。
立春の候はいつからいつまで?まとめ
立春の候は
2月4日~2月18日頃
の期間に使うのが正しいです。
2月19日になると、
雨水
の期間になりますので、
間違えないようにしましょう。
ちなみに雨水の時の挨拶文は
残寒(ざんかん)の候
寒春(かんしゅん)の候
梅花(ばいか)の候
等の言葉を使うのがよろしいです。