立冬の候はいつからいつまで?意味は?
11月の時期に手紙を書くとき、
立冬の候(りっとうのこう)と言う言葉を
はじめの挨拶として使います。
ですが、11月ってまだ秋の時期ですね。
それなのに何故11月頃の手紙には
立冬の候という挨拶を使うのか?
また、立冬というのはいつから
いつまでの時期になるのか?
なので今回は立冬の候の意味
についてまとめておきました。
立冬の意味はどんな意味?
立冬は日本の昔の暦である旧暦の
二十四節気の19番目にあたります。
二十四節気というのは簡単に言えば
季節を4等分した物です。
立冬の日から冬の寒さがあらわれ、
立冬から立春の前日までの期間を
旧暦では冬とされていました。
ちなみに立春は冬の寒さが一番厳しくなる日で、
立春の次の日から寒さも和らいで
春になるとされています。
つまり立冬というのは旧暦では
冬が始まる日という意味を持っています。
立冬は現在で言うところの
11月7日ごろとされています。
11月は秋にあたる時期ですが
11月頃になるとだんだん寒くなりますので、
11月7日頃からだんだん寒くなる=冬が近づいてくるとされ、
冬の始まりの意味を持つ
立冬と名付けられたのです。
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立冬の候はいつからいつまでの挨拶?
立冬は11月7日から始まりますが
いつまでが立冬の期間で、
立冬の候という季節の挨拶は
いつからいつまで行えばいいかというと、
11月7日頃~11月21日頃になります。
立冬の日となる11月7日頃はともかく
なぜ11月21日頃になるのかというと、
11月22日頃は旧暦で言うところの
小雪という時期に当たるからです。
小雪の時期になるとわずかながら
雪が降るとされていますので、
「小雪」と名付けられているのです。
11月22日頃になると期間が変わるので
その前日の11月21までを立冬としているので、
11月7日~11月21日が立冬となり、
立冬の候という季節の挨拶は
この期間に使うのが正しいのです。
ちなみに小雪の時期の11月22日頃からは
小雪(しょうせつ)の候、向寒(こうかん)の候、暮秋(ぼしゅう)の候
といった挨拶文を使うのが正しいです。
立冬の候の意味まとめ
立冬という言葉はだんだん寒くなる時期
つまり冬が近づくという意味であり、
立冬の候は
11月7日頃~11月21日頃
に使う季節の挨拶文です。
昔の季節は24等分にされていて
少しめんどくさいことになってるなと
感じることがあります。
だから新暦になって春夏秋冬で
区切られている今の季節の方が
分かりやすいかなと思います。