正月飾りはいつまで飾るの?3つの説があるけどどれが正しい?

 正月飾りはいつまで飾るのが正しいのか?

正月飾り

 普段正月飾りは1月3日頃までに
 片づけるようにしているのだけど、

 近所の人は1月7日頃に
 正月飾りを片づけるって言ってたし、

 更に親戚は1月15日頃に
 正月飾りを片づけると言っていた。

 なんて事ありませんでしたか?

 

 正月飾りを片づける日が
 人によって違っていますが、

 果たして

 正月飾りはいつまでに片づけるのが正しいのか?

 

 

 正月飾りをなぜこの日に片づける?

 正月飾りをいつまでに片づければいいかで

 ・1月3日

 ・1月7日

 ・1月15日

 の3つの説が存在します。

 

 どうしてこれらの日が
 正月飾りを片づける日となっているのか?

 それについて今から解説します。

 

 

 正月飾りを1月3日までに片づける

 1月3日といえば正月の期間として
 国民の祝日と定められています。

 なので正月の期間と言えば
 1月1日~1月3日が定番なのでしょう。

 

 正月と言えば1月3日まで
 というのが認識されているので、
 1月3日になったら片づける人が多いのです。

 

 それに、1月3日までは休日の家庭が多いので、
 片づけをするならこのタイミングしかない
 というのも理由の1つとなっています。

 

 

 正月飾りを1月7日までに片づける理由

 近年では正月飾りを1月7日まで飾る
 という家庭が多いです。

 

 なぜ1月7日まで正月飾りを飾るのか?
 といいますと、

 1月7日は

 松の内

 になるからなのです。

 

 松の内というのは
 門松を飾っておく期間の事です。

 

 なんでこの日まで門松を飾るのか?
 といいますと、

 門松には正月の神様が宿る
 と言われていて、

 門松に神様が宿る期間が
 1月7日までだと言われているからです。

 

 ちなみに1月7日は七草粥を食べる日
 として知られていますが、

 これは1月7日が人日の節句
 という五節句(昔の季節の節目の日)だったからで、

 松の内とは特に無関係です。

 

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 正月飾りを1月15日に片づける理由

 正月飾りを1月15日に片づける理由は
 1月15日が

 小正月

 と呼ばれる日だからです。

 

 小正月というのが
 どのような日なのかと言いますと、

 昔の日本では、
 1年の最初に満月が昇る日(今の1月15日)を
 正月としていました。

 

 ですが、現在の暦である新暦が導入されて、
 正月の日が現在の1月1日に変わりました。

 その時の名残で1月15日を
 小正月と呼ぶようになったのです。

 

 ちなみに1月15日が小正月であったことや、
 小正月は元服の日とされていたなごりで、

 1月15日はかつて成人の日だったのですが、

 現在はハッピーマンデー制度が導入されて
 1月の第2月曜日が成人の日となりました。

 

 

 正月飾りはいつまで飾るのが良いのか?

 正月飾りをいつまで飾ればいいのかは、

 私としては1月7日までに飾るのがオススメです。

 

 なぜ1月7日まで正月飾りを飾るのがいいのか?
 と言いますと、

 

 1月7日は松の内と呼ばれていて
 この日まで門松を飾っておく日とされています。

 

 また、1月7日は丁度1月3日と1月15日の間ですので、
 迷ったときは間の日を選ぶのがよろしいです。

 

 なので正月の飾りはいつまで飾るのがいいか?
 といいますと、

 1月7日に片づけるのがよろしいです。

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