台風という名前の由来には3つの説があるって本当?
台風という名前の由来には3つの説がある!?
今年も再び台風が上陸してきて
猛威を振るっていますね。
こうなってしまうと
なかなか外に外出できなくて、
家の中で過ごすことになってしまいます。
ところで
普段から私たちが当たり前のように
台風
と呼んでいますが、
どうして「台風」という名前で
呼ばれているのでしょうか?
台風という名前の由来とは一体?
台風という名前の由来は3つある!?
台風という名前の由来は
様々な諸説がありますが、
今回はその中でも特に有名な
3つの諸説を挙げてみます。
ギリシャ神話のテュポーン(typhoon)から来た説
まず、最も有名だと思われる
台風という名前の由来の諸説は
ギリシャ神話に登場するテュポーン(typhoon)が由来
という説です。
テュポーンというのはギリシャ神話に登場する怪物で、
その大きさはギリシャ神話で最大と呼ばれています。
また、テュポーンは風の神であるとも言われています。
とても大きくて、風に関連している事から
台風がまるでテュポーンが暴れ回っているように
見えたのかも知れません。
それが東洋に伝わったことから
「颱風(たいふう)」
と呼ばれるようになった
というのが1つ目の説です。
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台湾からやってくる強い風という説
台風という名前の由来は
台湾からやってくる強い風
というのが2つ目の説です。
台湾と中国福建省で使われる南語で、
台湾のほうからやってくる強い風を
風篩(ふうし、白話字だと:Hong-thai)
と呼んでいます。
これが日本にも輸入されて
台風という名前で呼ばれるようなったと言う説です。
台風の「台」という字は
何故この字が使われているのか?
と疑問に思いがちですが、
台湾から来た強い風
だと思うと納得ですね。
中国の広東省で使われていた言葉という説
台風という名前の由来は
中国の広東省で使われていた「大風」が由来
というのが3つ目の諸説です。
中国の広東省では台風の事を
大風(タイフン)
と呼んでおり、
大風が西洋の方に渡ってきて、
タイフーン(typhoon)
と呼ばれるようになった
という説です。
ちなみにタイフーンの語源が
先ほどのテュポーンと同じですが、
これはテュポーンに影響されたからです。
台風という名前の由来まとめ
台風という名前の由来は
ギリシャ神話に登場するテュポーン(typhoon)が由来
台湾からやってくる強い風
中国の広東省で使われていた「大風」が由来
の3つとなります。
私としては昔から台風の由来は
テュポーンから来ていると思って他ので、
テュポーンが由来だという説を押します。
とは言っても台風はとっても迷惑なので
早く良い天気になって欲しいですね。