余寒の候はいつからいつまで 2月に使うの?
余寒の候はいつからいつまで使うの?
季節の挨拶として
余寒の候
という挨拶が存在していますが、
余寒の候はいつからいつまで
使用することができるのでしょうか?
余寒の候はいつからいつまで使うの?
余寒の候はいつからいつまで使うかは基本的に
2月4日~2月末まで
2月4日~3月5日頃まで
が目安となっています。
まず、
二十四節気と言う旧暦の季節の区切りでは
1月5日頃の小寒から
寒の入り
と呼ばれる季節の中で
もっとも寒い時期に入ります。
そして
2月4日頃からは旧暦だと立春で
寒さのピークを迎えてそこから気温が上がっていき
春に近付いていくということで暦の上では春になります。
なので、
旧暦では立春となる2月4日頃から
寒の明け
となるのですが、
寒さのピークを迎えて暦の上では春だけど
まだ寒さが残ってるということで
余寒の候
という挨拶が用いられるのです。
言ってしまえば残暑みたいなものでしょう。
そして、
余寒の候はいつまで使えるのかについては
2月末が目安となってはいますが、
地域によっては
3月になっても寒さが残る地域があるので、
余寒の候を使用する場合は
3月6日の啓蟄(けいちつ)の前日となる
3月5日頃
に手紙が届くように送りましょう。
ちなみに啓蟄は
大地が温まって冬眠をしていた虫が
穴から出てくる時期
という意味がありますので、
さすがにこの時期になると
寒さが残ってるという言葉を使うのは
ちょっと不適切かなと思います。
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余寒の候の読み方はこうなる?
余寒の候の読み方は
どのようになっているのかと言えば
余寒の候(よかんのこう)
となっています。
「余寒」の部分は
そのまま音読みすれば問題ないです。
また、
「候(こう)」の部分は
「候(そうろう)」と間違えないようにしましょう。
余寒の候の使い方は?
そして余寒の候の使い方は
例としては下記のような感じになっています。
余寒の候、貴社益々ご発展のこととお慶び申し上げます。
余寒の候、皆様その後お変わりなくお過ごしのことと存じます
余寒の候、立春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続いております
余寒の候、立春を過ぎ本格的な春の訪れが待たれる頃となりました
このような感じで
立春を迎えて寒さが残ってる時期に
相手が無事に過ごせているかという気遣いの挨拶を書きます。
余寒の候はいつからいつまでまとめ
余寒の候はいつからいつまでなのかの目安は
2月4日~2月末まで
2月4日~3月5日頃まで
となっています。
なので、
地域によっては3月に入っても
まだ寒さが残ってる地域もありますので、
寒さの残る地域に手紙を送る際は
3月5日頃に届くことを踏まえたうえで
余寒の候を挨拶として使いましょう。