深秋の候はいつからいつまで使える言葉なの?
深秋の候は
いつからいつまで使える言葉なの?
この時期に手紙を書く際に
深秋の候(しんしゅうのこう)
という言葉を用いますが、
この深秋の候という言葉は
いつからいつまで使うことができるのでしょうか?
なので今回は
深秋の候がいつからいつまで使えるか?
についてまとめてみました。
深秋の候はいつから使うことができるのか?
深秋の候は
いつから使うことができるのかというと、
大体でいうと
10月下旬頃
から使うことができる言葉になります。
もっと具体的に言うと
10月23日頃
から深秋の候を使い始めるといいでしょう。
なぜかというと
深秋という言葉の意味には
・秋が深まる時期
・秋から冬に移り変わろうとする時期
といった意味が存在しています。
そして
10月23日頃からは旧暦だと
霜降(そうこう)
という時期に入ります。
そして霜降の意味としては
露が寒さによって霜になり始める時期で
楓や蔦が紅葉する時期になります。
つまり、
霜になったり紅葉するということは
秋から冬へと移り変わっている
という風にも見ることができます。
なので、
霜降が始まる10月23日というのは
深秋の候という言葉を使い始めるのに
適切な時期であると思います。
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深秋の候はいつまで使える言葉なのか?
それでは深秋の候は
いつまで使える言葉なのかというと、
大体の時期で
11月の上旬頃
までに使う言葉になります。
さらにもっと具体的にいえば
11月6日頃
まで使えばいいでしょう。
なぜ11月6日頃まで
深秋の候を使うことができるのかというと、
11月7日以降は
立冬(りっとう)
と呼ばれる時期になります。
そして立冬というのは旧暦で
冬が始まる日
であるとされていて、
立冬を境にだんだんと寒くなってくることから
冬が近付いているということで
立冬にあたる11月7日頃から
旧暦では冬であるとされていたのです。
(立冬について詳しくは下記の記事を参照↓
立冬の候はいつからいつまで?意味は?)
ですので、
秋から冬に移り変わる時期という意味の
深秋の候を使える時期も
立冬が始まる前日である11月6日頃まで
ということになるのです。
深秋の候はいつからいつまでなのかまとめ
深秋の候を使える時期としては大体
10月23日頃~11月6日頃
が基本となります。
なんとなく時期を考えると
晩秋(ばんしゅう)
とかぶっているなと感じますね。
(晩秋についてはこちらを参照↓
晩秋の候とはいつからいつまで使える言葉なの?)
ですが
現代では秋といえば
9月、10月、11月
を表す言葉となっていますので、
秋の終わりごろである11月いっぱいまでつかっても
特に問題はないように思います。