厳冬の候の時期は 読み方はどうなる?
厳冬の候の時期や読み方ってどうなってるの?
厳冬の候
という冬の挨拶がありますけども、
厳冬の候の時期や読み方等は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
厳冬の候の時期や読み方
についてをまとめてみました。
厳冬の候の時期はいつから?
厳冬の候の時期はいつかといえば
1月5日頃~2月3日頃
に使う挨拶だとされています。
1月5日頃からは
小寒(しょうかん)と呼ばれる時期となり
小寒には
暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半
という意味が存在しています。
そして小寒の時期から
寒(かん。寒中・寒の内)
と呼ばれる時期になり、
小寒からが寒の時期になる
寒の入り
に入るのです。
そして厳冬の候の意味は
冬の寒さが最も厳しい今日この頃
寒さの厳しい冬の季節になりましたね
となっています。
なので、
1月5日の小寒から基本的に
厳冬の候を挨拶として使うことができるのです。
ただ、
1月7日までが一般的に
「松の内」の期間とされていますので、
1月7日までは
正月らしい挨拶が使われる場合もあります。
なので、
厳寒の候を挨拶として使うのは
1月7日頃から
とも言われています。
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厳冬の候の時期はいつまでなのか?
そして、
厳冬の候の時期は
いつまでになっているのかと言えば
2月3日頃まで
となっています。
2月4日頃からは
立春(りっしゅん)
と呼ばれる時期になりまして、
立春は
冬が極まり春の気配が立ち始める日ということで
旧暦における春の始まりとなっています。
なので、
寒さが厳しい今日この頃
という意味を持ってる厳冬の候は
立春を過ぎてから使うのは相応しくないので、
立春の前日となる2月3日頃までが
使用できる時期になっているのです。
厳冬の候の読み方は?
厳冬の候の読み方は
厳冬の候(げんとうのこう)
となっています。
時候の挨拶は基本的には
漢字をそのまま音読みにしていますので
厳冬も厳冬(げんとう)と読みます。
そして「候」の部分は「候(そうろう)」と読まずに
候(こう)
と読むのが正しいです。
厳冬の候の挨拶はどうなる?
そして、
厳冬の候を挨拶として使う場合
例文はこのような感じになっています。
厳冬の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
厳冬の候、皆様にはますますご清祥のことと存じます。
厳冬の候、正月気分もようやく抜けましたがいかがお過ごしでしょうか。
厳冬の候の時期はまとめ
厳冬の候の時期については
1月5日頃~2月3日頃まで
が挨拶として使用できる目安となりますが、
1月7日までが松の内となってますので、
松の内となる1月7日以降から
厳冬の候を使用し始めてもいいかもしれません。