新秋の候の時期はいつまで 意味や読み方は?
新秋の候の時期はいつからいつまで?
季節の挨拶として
新秋の候
がありますが、
新秋の候は時期としては
いつまで使うことができるのでしょう?
新秋の候の時期はいつまでなの?
新秋の候の時期はいつまでなのかは
8月23日頃~9月7日頃
が目安になっています。
旧暦では
8月7日頃の立秋から
立冬の前日の11月6日頃まで
が秋だとされていました。
そして旧暦だと秋は
初秋・仲秋・晩秋
の3つに分けられていて、
新秋の候はこのうち
初秋の時期に使われる挨拶です。
とはいえ、
8月7日頃は暦の上では秋ですが
まだまだ暑い日が続いていますので
新秋の候を挨拶として使うのは
相応しいとは言えないです。
なので新秋の候は
暑さが峠を越えて後退し始める頃の
処暑(8月23日頃)
から使用するのが目安となります。
そして、
初秋の時期は9月8日頃の
白露の前日まで
が目安となっていますので、
新秋の候の時期はいつまでかは
白露の前日の9月7日頃まで
を目安とするといいでしょう。
新秋の候の読み方は?
新秋の候の読み方は
新秋の候(しんしゅうのこう)
となります。
「新秋」の部分はそのまま
音読みするといいですが、
「候」の部分の読み方は
「候(そうろう)」ではなく「候(こう)」が
正しい読み方となりますので
間違えないように注意をしておきましょう。
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新秋の候の意味は?
新秋の候の意味は
秋が始まる季節となりましたね
秋の始まりの時期を迎えましたね
となります。
「新秋」というのはそのまま
新しい秋ということですから、
秋が新しく始まるということで
秋の始まりを意味することになります。
そして「候」には
季節や時節、時期、時候
といった意味が存在しています。
なので手紙に
秋の始まりの季節になりましたねと
挨拶をする意味で
新秋の候
が使われているということです。
新秋の候の例文は?
新秋の候を手紙の挨拶として使った例文は
下記の通りになります。
拝啓 新秋の候、貴社におかれましてはご繁栄のこととお慶び申し上げます。
拝啓 新秋の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
拝啓 新秋の候、貴社にはますますご清祥とのこと拝察いたしております。
拝啓 新秋の候、朝夕涼しくなったとはいえまだ暑さを感じるこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
秋の始まりとなった時期だけど
いかがお過ごしでしょうか
といった意味で最初の方に用いられます。
新秋の候の時期はいつまでまとめ
新秋の候の時期はいつまで七日については
8月23日頃~9月7日頃
が目安となっています。
なので手紙が届く時期などを考えたうえで
新秋の候を挨拶で使いましょう。