晩冬の候の時期はいつからいつまでになるの?
晩冬の候は時期的に
いつからいつまで使える言葉なのか?
冬の時期に手紙に書く挨拶として
晩冬の候(ばんとうのこう)
という言葉を使いますが、
この晩冬の候という言葉は
時期的にいつからいつまで使える言葉なのでしょうか?
なので今回は
晩冬の候はいつからいつまでの時期に
使うことができる言葉なのか?
についてまとめておきました。
晩冬の候は時期的にいつからいつまで使える?
晩冬の候は
時期的にいつからいつまで使えるか?
というと、
基本的には
1月6日頃~2月3日頃
までが晩冬の候だといわれています。
なぜこの期間が
晩冬の候の時期になるのかというと、
まず1月6日頃からは
小寒(しょうかん)
という時期に入ります。
小寒は
冬の寒さが厳しくなる時期の前半
となっていて
「小寒」のことを
「寒の入り」
とも呼んでいるため、
冬の寒さが厳しくなってくる時期の
始まりということでもあり、
同時に冬の終盤が始まる
ということでもあるわけですね。
ちなみに小寒については
下記の記事にて解説をしています↓
そして、
2月3日頃はというと
立春が始まる前日
となるのです。
立春というのは
冬の寒さが頂点に達する日であり、
寒さが頂点に達するからこそ
それを過ぎれば春に向かって暖かくなっていく
という風に言われています。
(詳しいことは下記の記事で解説してます↓
立春の候っていつからいつまで?なぜ春って付くの?)
さらに立春は
「寒の明け」
とも呼ばれる時期であり、
冬の寒さがあける時期になるのです。
なので、
冬が終わりを告げて春になるという意味でも
立春が始まる前日までが
昔の暦では冬とされていますので、
1月6日頃~2月3日頃
までが晩冬の候だとされてるのです。
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晩冬の候はこの時期にも呼ばれている?
晩冬の候という言葉は
2月~3月頃まで使う
という意見も存在しています。
これについては現在では
冬というと12月、1月、2月のことであり、
冬の終わり頃というと
2月
という印象が強いからでしょう。
なので、
2月が終わるまでの間は
晩冬の候という言葉を使っても
あながち間違った使い方といえなくないですが、
基本的には
立春を過ぎたら旧暦での暦は春になる
ということですので、
余寒、春寒、向春
といった言葉を使うのがよろしいでしょう。
晩冬の候はいつからいつまで使うのかまとめ
晩冬の候は
いつからいつまで使える言葉なのか?
というと
基本的には
1月6日頃~2月3日頃
までが晩冬の候が使える時期とされます。
まぁ
2月中に晩冬の候を使う人もいますが
どうしても違和感がある場合は
余寒、春寒、向春
といった言葉を使いましょう。