ソメイヨシノの寿命はなんと!?その根拠は?
ソメイヨシノは寿命が短いと言われてるけど、
その根拠は一体何なの?
3月の終盤になってきますと
桜の花がポツポツと咲き始めます。
そんな桜の花の中でも
有名な種類と言えば
ソメイヨシノですね。
ソメイヨシノが咲き誇る並木道等は
その街の名物と言ってもいいくらいの美しさになります。
ところで
そんなソメイヨシノは
寿命が短い
と言われることがあります。
ソメイヨシノの寿命はどれくらいなのか?
また、何を根拠に
ソメイヨシノの寿命が短いと言われるのか?
なので今回は
ソメイヨシノの寿命
をまとめておきました。
ソメイヨシノの寿命はこれくらいだった
ソメイヨシノの寿命はどれくらいなのか?
というと、
約60年
と言われています。
寿命が60年と言われても
それが長いのか短いのかイマイチピンとこないと思います。
ですが、
他の桜の木の寿命はと言いますと、
・ヤマザクラ:100年~500年
・根尾谷の薄墨桜:1500年
・枝垂れ桜:300年
・三春滝桜:1000年
という風になっています。
つまり、
ソメイヨシノの寿命と言われてる60年は
桜の木の寿命としてはとても短い
という事になるのです。
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ソメイヨシノの寿命の根拠は何?
同じ桜なのに
ソメイヨシノの寿命がこんなに短いと言われるのには
何か根拠でも存在するのでしょうか?
その答えは
ソメイヨシノが人の手によって生まれた桜だから
という理由があります。
まず、ソメイヨシノという桜は
・エドヒガンザクラ(母種)
・オオシマザクラ(父種)
という2種類の桜を組み合わせた桜です。
人工的に作った桜ですから
人の手による手入れが必要となり、
その結果、
手入れが行き届いていないソメイヨシノは弱っていき
寿命を迎えることになってしまうのです。
また、
それ以外にも
ソメイヨシノの寿命が短いと言われる理由はあり、
その1つが
環境によるところがある
というのがあります。
基本的にソメイヨシノは
人が住む環境に植えられています。
だから、
山に生えているヤマザクラと比べて
生きていくためには
不利な条件がそろっています。
更に、
ソメイヨシノの木は
近い感覚で植えられることが多いです。
普通の木だったら光合成などの栄養配分で
競合しそうなところは避けるのですが、
ソメイヨシノの木は基本的に
クローンによって増やされています。
なので、
隣にあるソメイヨシノを自分と勘違いして
お互いに重なりあった状態で成長するのです。
このような環境の問題があるからこそ
ソメイヨシノの寿命は短いと言われているのです。
ソメイヨシノの寿命まとめ
最後にまとめると
ソメイヨシノの寿命は
約60年
と言われていて、
そのよういに言われる理由は
・ソメイヨシノが人工的に作られた
・ソメイヨシノの環境
といったものがあげられる。
とは言っても、
青森県弘前市の弘前公園にあるソメイヨシノは
100年以上と長寿なので、
ソメイヨシノ自体の寿命が短い
というわけではないのです。
要するに
ソメイヨシノを取り巻く環境次第で
寿命が変わってくるという事なのです。