ソメイヨシノの由来はこんな事情から来ていた?
ソメイヨシノにはこんな由来があった!?
3月も後半へと突入して
だんだんと暖かくなってきました。
暖かくなったということで
桜の花もポツポツと見えていますね。
桜の花の中では
ソメイヨシノ
が特に有名だと思いますが、
ソメイヨシノという名前には
一体んどんな理由があるのでしょうか?
なので今回は
ソメイヨシノにはどんな由来があるのか?
についてまとめてみました。
ソメイヨシノの由来は吉野山からなのか?
桜で吉野といいますと
奈良県山岳部の吉野山
が桜の名所となっていますので、
吉野山生まれの桜だから
ソメイヨシノという名前の由来になっているのか?
というと、
違います。
ソメイヨシノは
吉野山の桜というわけではなく、
オオシマザクラとエドヒガン系の桜を
合わせて生まれた桜なのであり、
江戸時代末期~明治時代初期にかけて
染井村(現在の豊島区駒込)の植木職人によって
育てられた桜となっているのです。
そうやって新種の桜(ソメイヨシノ)は誕生しましたが
どう名前をつけようかと話し合いになった時、
「桜の名所である吉野山にちなんで吉野桜にしよう!」
となったことから
最初は吉野桜という名称で売り出されたのです。
なのでソメイヨシノは
吉野山とは特に関係のない桜というわけです。
これは今だったら
産地偽装になってそうな案件ですね。
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なぜソメイヨシノになったのかという由来
最初の方は「吉野桜」という名称で全国に広まった
ソメイヨシノなわけなのですが、
1900年に博物学者である藤野寄命(ふじのよりなが)が
上野公園の桜を調査したところ、
「吉野山のヤマザクラとは違う種類の桜だ」
というのが判明したのです。
そのため、
「吉野山のヤマザクラとは違う種類の桜なのに
吉野桜と名付けているのは大変紛らわしい」
ということになりました。
なので、
産地である染井村から名前をとって
ソメイヨシノ
と改めて名付けられたのです。
ソメイヨシノの由来まとめ
ソメイヨシノの由来については以上です。
ソメイヨシノといっても
別に吉野山は関係ないというのは意外でした。
とはいっても、
ソメイヨシノに関連してる染井村から
名前がつけられているのは由来を感じさせます。