こどもの日にまつわる由来を調べた。柏餅をなぜ食べるのか?

こどもの日に柏餅を食べるけど
何か由来が存在するのか?

 

5月のこどもの日といえば

柏餅を食べることで有名です。

 

なので家ではこどもの日に向けて
柏餅を作ってるところでしょうが、

ふと子供から
こんなことを聞かれませんでしたか?

「どうして柏餅をこどもの日に食べるの?」

 

こどもの日に柏餅を食べる由来を
よく知らないでしょうから、

こんな質問をされて困ったことだと思います。

 

 なので今回は

こどもの日に柏餅を食べる由来

を調べておきました。

 

 

こどもの日に柏餅を食べる由来って何?

こどもの日に柏餅を食べる由来は
どちらかというと柏餅そのものではなく、

柏餅に使われている葉

の方がメインとなっています。

 

柏の木は落葉樹なのですが、
新しい芽が出ないと古い葉は落ちません。

 

なのでその様子がまるで

「子供が生まれるまで親は寿命を迎えることはない」

という風にとらえられ、

 

子供が生まれるまで親は寿命を迎えないという事は

家系が絶えることがない

と結びつきがされ、

 

柏餅は

子孫繁栄

という縁起が担がれたのです。

 

 

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こどもの日に柏餅が食べられるようになったのはいつ?

そんな
子孫繁栄の縁起をになっている柏餅ですが、

柏餅がこどもの日に食べられるようになったのは何時なのでしょうか?

 

調べてみたところ、

柏餅を食べる習慣は
日本の江戸時代から生まれたのでした。

 

元々こどもの日の前身となる
端午の節句の日には、

ちまきが主に食べられていて、
柏餅を食べる習慣がありませんでした。

 

『日本歳時記』(1687年)にも
ちまきを食べてることが書かれてますが、

柏餅については書かれてませんでした。

 

ですが、
江戸時代の中期ごろから柏餅も食されるようになり、

1751~1764年頃には
江戸で柏餅が売られるようになりました。

 

そして江戸時代後期には

関東=柏餅、関西=ちまき

というところまで定着をしました。

 

柏餅が生まれた時期は江戸時代で

今と比べて平均寿命も短く、
家系の相続問題なども多かったのです。

 

だからこそ、

後継ぎとなる男の子が生まれるように
子孫繁栄を願って柏餅が食べられるようになったのです。

 

 

こどもの日に柏餅を食べる由来まとめ

こどもの日に柏餅を食べる由来は
以上となっています。

 

柏餅をなぜこどもの日に食べるのか?

という由来を子供に話す時ですが、

 

とりあえずは

柏餅の葉っぱは
新しい葉っぱができないと古い葉っぱが落ちないから

そこから

「元気な子供が生まれますように」

という願いが込められた

という風にいうのがいいかなと思います。

 

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