立春大吉日とはいつ その意味は?
立春大吉日とはいつのことで
その意味はどうなっているのか?
街中を歩いていると
立春大吉
もしくは
立春大吉日 急急如律令
と書かれたお札が貼られているのを
見ることがありますね。
この立春大吉日というのは
一体いつ頃のことであり
また意味もどうなっているのでしょうか?
なので今回は
立春大吉日とはいつで意味は?
という事についてまとめてみました。
立春大吉日とはいつ頃のことなのか?
立春大吉日というのは
文字からすると、
立春の時期に相当する日
と考えることが出来ます。
そして、
立春の時期は
いつ頃になるのかと言いますと、
下記の記事でも書いてますが↓
(立春の候っていつからいつまで?なぜ春って付くの?)
おおよそ2月4日頃
が立春が始まる時期とされています。
そして、
立春の期間は2月4日から始まって
雨水(2月19日頃)の前日である
2月18日頃
までとされているのです。
ですが、
立春というのは主に
2月4日頃
を指す日として使われていますので、
立春大吉日というのも基本的には
立春の始まりである2月4日頃
をいう言葉とみていいでしょう。
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立春大吉の意味とは一体どうなっているのか?
立春大吉というのは
どんな意味をもった言葉なのかと言いますと、
1年間無事に過ごせますように
という願いを込めた厄除けになります。
でも解説をしてますが、
旧暦では1月は大体今でいう
2月上旬~3月の上旬頃
に相当する時期だといわれており、
旧暦では1~3月の時期を
季節上は「春」としていたのです。
なので、
新春という言葉が
元旦の言葉として使われてるわけです。
ですので、
立春は春=新年が始まる
節目だとされている時期となり、
1年を無事平穏で過ごす事が出来ますように
という意味を込めて厄除けの文字として
立春大吉
という言葉を使ってるわけです。
ちなみに
立春大吉という言葉は
縦書きにすると左右対称となる言葉であり、
「立春大吉」と書いた札を貼った家に
鬼が入って後ろを振り返ったとき、
立春大吉
と書いてあるのが見えたことで
「まだ家の中に入っていない」
と勘違いした鬼が
家の中から出て行ったという話があります。
ですので、
立春大吉という文字は
家から鬼つまり良くない事に出て行ってもらう
という意味があるという事なのです。
立春大吉日の意味まとめ
立春大吉日の意味については以上です。
今現在が丁度
立春の時期に当たると思いますが、
厄除けという意味を込めた言葉が
立春大吉というのはなんとも意外だと思います。
そして同時に
旧暦の風習が新暦に来ることで
少しずれてる感じも出てると思いました。