錦繍の候の読み方は 意味や時期も
錦繍の候の読み方や意味は?
季節の挨拶として
錦繍の候
がありますが、
錦繍の候の読み方や意味、使う時期は
どのようになっているのでしょうか?
錦繍の候の読み方は?
錦繍の候の読み方は
錦繍の候(きんしゅうのこう)
となります。
錦繍の「繍」という漢字は
なんて読んだらいいか難しそうですが、
音読みだと「繍(シュウ)」という
読み方になりますので
「錦(きん)」という漢字と合わせて
錦繍(きんしゅう)
となります。
そして「候」は「候(そうろう)」と
間違えて読んでしまいそうになりますが
「候(こう)」と音読みで読むのが正しいので、
錦繍の候(きんしゅうのこう)
という音読みでの読み方になります。
錦繍の候の意味は?
そして錦繍の候は
紅葉が刺繍のように美しく色鮮やかな季節になりましたね
といった意味になります。
錦繍には
錦(にしき)や刺繍(ししゅう)を施した織物
美しい織物や衣服
といった意味の他にも
美しい紅葉や花
美しい字句や文章
のたとえに対しても使用されます。
そして「候」には
時候、季候、時節、季節
という意味が存在しています。
なので、
美しい紅葉を色鮮やかな
錦や刺繍を施した織物に例えたのが
錦繍
になりますので、
そんな紅葉が刺繍を施した
織物のように美しくなる季節になったということで
錦繍の候(きんしゅうのこう)
という挨拶になるのです。
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錦繍の候の時期はいつからいつまで?
錦繍の候の時期は
いつからいつまでなのかといえば
10月中旬頃から11月上旬頃
が目安となります。
紅葉の季節の挨拶ということで
使用する時期が早い印象ですが、
旧暦においては
11月7日頃の立冬(りっとう)
から冬の始まりとされていました。
(立冬についてはこちらも↓
そして、
紅葉の季節は基本的に秋なので
暦の上では冬となる立冬以降に使用するのは
少々不自然な形になります。
なので、
10月中旬頃から11月上旬頃
が使用する目安の時期になりますが、
新暦だと11月頃が紅葉のシーズンなところが多いので
11月上旬以降でも使用している人がいます。
ちなみに似たような時期にはこのような挨拶も使用します↓
錦繍の候の例文は?
錦繍の候を手紙に使用する場合
例文はこのような感じになります。
拝啓 錦繍の候、皆様におかれましてはますますのご活躍のことと大慶至極に存じます
拝啓 錦繍の候、貴社におかれましてはなお一層のご活躍のことと拝察いたしております
拝啓 錦繍の候、◯◯様におかれましてますますご清祥のこととお慶び申し上げます
錦繍の候の読み方や意味まとめ
錦繍の候の読み方は
錦繍の候(きんしゅうのこう)
となります。
そして挨拶として使用する時期は
10月中旬頃から11月上旬頃
が目安となります。
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