雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは?サイズで違うの?

 最近、東京近郊で
 雹(ひょう)が降ったというニュースが相次いでいます。

 

 雹があたったらとても痛いですし、
 沢山積もったら家が壊れたりと
 被害も大きくなってしまいますね。

 

 ところでそんな雹(ひょう)は
 霰(あられ)とよく似ていますが、

 

 雹(ひょう)と霰(あられ)の違いって
 一体どう違うのでしょうか?

 

 なので雹と霰の違いについて
 まとめておきました。

 

 

 雹(ひょう)と霰(あられ)はサイズで違いがある?

 雹(ひょう)と霰(あられ)はどちらも
 空から降ってくる氷の粒ですが、

 

 雹と霰にはどのような違いがあるのか?
 と解説を行いますと・・・

 

 サイズに違いがあるのです!

 

 まず、雹の方ですが、
 雹というのは5mm以上の氷の粒の事です。

 

 そして、霰の方はと言いますと
 霰は5mm未満の氷の粒の事を言います。

 

 つまり雹(ひょう)の方が
 霰(あられ)より氷の粒が大きいと言うことです。

 

 ちなみに雹は50mm以上のものが降ることもあり、
 作物やら家畜やらに大きな被害をもたらします。

 

 50mmつまり5cmの氷の粒が降って来るだなんて
 私なら恐ろしくて外を出歩けないですね(gkbr

 

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 雹と霰は降る時期に違いがある!?

 雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは
 何も氷の粒の大きさだけでなく、

 

 降る時期によっても違いがあります。

 

 まず雹(ひょう)が振る時期ですが
 基本的には5~6月頃に降ります

 

 それに対して霰(あられ)の方は
 主に10月下旬~12月頃に降りますが、

 

 夏の時期や春頃にも降ることがあります。

 

 ちなみに俳句だと
 雹(ひょう)を夏霰(あられ)を冬として
 季語が使われています。

 

 夏にしても冬にしても
 降ってきたら大迷惑ですね。

 

 

 雹(ひょう)と霰(あられ)は成因で違いがある

 雹(ひょう)と霰(あられ)での違いは
 成因つまり作られる原因で違います。

 

 まず、雹(ひょう)がどのようにして作られるのか
 ということから説明しますと、

 

 雹は激しい上昇気流をもつ
 積乱雲の中で作られます。

 

 氷の結晶が落下と上昇を繰り返して
 表面が溶けたり固まったりを繰り返えされたり

 

 他の氷の結晶がくっついたりするので
 それにより雹は大きい氷の粒になります。

 

 それに対して霰(あられ)はと言いますと、
 空気中の水蒸気が雲の中で凍り付いて降ります。

 

 こんな風に雹と霰では
 作られ方にしても違いがあるのです。

 

 

 雹(ひょう)と霰(あられ)の違いまとめ

 雹と霰の違いは以上となります。

 雹と霰では大きさが違ったりしますが、
 それでも降ってきてあたったりするととっても痛いから
 かなり迷惑な物です。

 

 だから外を歩いているときに降り出したら
 雹だろうと霰だろうと注意が必要です。

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